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【レポート】ウェルネス総合研究所特別シンポジウム「腸内環境からはじめる層別化時代のビジネスの可能性」イベントレポートが公開されました!

株式会社メタジェン(以下、「当社」)代表取締役社長CEO・CGDO 福田がプレゼンターとして参加した、2022年7月6日開催 ウェルネス総合研究所特別シンポジウム「腸内環境からはじめる層別化時代のビジネスの可能性」のイベントレポートがウェルネス総研onlineにて公開されました!

腸は脳をはじめとする多くの器官に深く関わり、疾患の発症や健康維持に影響することから、医療はもとよりヘルスケア、食品、美容など幅広い業界が「腸内環境」をキーワードにした研究開発に取り組むようになってきました。こうした状況を背景に、本イベント前半では、福田が基調講演として「腸内環境の最新研究と層別化ヘルスケアビジネスの可能性」と題したプレゼンテーションを行いました。また、後半では、腸内環境に基づく層別化ビジネスの可能性についてパネルディスカッションが行われ、複合的な視点から深い議論が展開されました。

(基調講演内容抜粋)

腸内環境は非常に多様で個人差が大きいこと、また、腸内環境は同一個人内においては比較的安定性が高く、その人固有の腸内細菌叢のパターンは変動しにくいことから、腸内環境はその人の「体質」ととらえることができます。そのような腸内環境に基づく「体質」に合わせた層別化サービスの事例として、当社で今年(2022年)6月にローンチした「MGダイエットサポート」をご紹介しました。腸内細菌と肥満が関連することが既にこれまでの研究からわかっており、その人の腸内環境によって痩せることに寄与する行動、あるいはその反対に痩せることに寄与しにくい行動についても、当社で開発したAIにより層別化した提案が可能です。このように、腸内環境の層別化情報を活用することで様々な目的に応じたソリューションの層別化が可能な時代になってきています。

製品開発に層別化情報を活用する方法には、2つの方向性があります。1つは「パーソナライズ」で、腸内環境検査と当社の腸内環境データベースに基づいて、ユーザーに合った素材を選出し、その素材を使ってパーソナライズ商品を作るという方向性です。もう1つは「オールバイオティクス」で、どのような腸内環境タイプの人にもモレがなく、ダブりがない、腸内環境タイプカバー率が9割を超える素材混合物をつくるという方向性です。この2つの方向性をビジネスモデルによって使い分けることにより、新しく、かつ有効性が高い製品を作り上げることが可能であると考えています。

イベントレポート全文はこちらからご覧ください!

登壇者

  • 福田 真嗣 (株式会社メタジェン代表取締役社長CEO・CGDO)
  • 中西 裕子 氏(株式会社資生堂R&D戦略部マネージャー)
  • 古田 雄一郎 氏(森永乳業株式会社食品素材統括部マネージャー)
  • 藤田 康人 氏(一般社団法人ウェルネス総合研究所理事、株式会社インテグレート代表取締役CEO)

腸内環境の層別化情報には大きなポテンシャルがあります。当社では、ぜひこの情報を活用し、様々な企業と新しいビジネスモデルにチャレンジして「腸内デザイン市場」を創出していきたいと考えています。